皆さんこんにちは!
今日は模試の重要性について書きたいと思います。
模試について
6月〜7月、TAC、LEC、資格の大原など、各資格予備校で社労士の模試が行われています。
模試ですが、絶対に絶対に受験してほしいと思っています。
模試の効果は4点あります。
- 時間配分を体感できる
- メンタルを整えられる
- 自分の現在の立ち位置がわかる
- 基本に立ち返ることができる
①時間配分を体感できる
こちらは非常に重要です。
ご存知のとおり、社労士試験は真夏に1日がかりで行われる長丁場の試験です。
午前の選択式は80分で大問8問、午後の択一式は210分で70問。
午前の選択式で結構頭が疲れますが、午後の択一式試験はその状況で膨大な問題を解かねばなりません。
1問にかけられる時間、1科目にかけられる時間が限られています。
本試験は、本当に何が出てくるかわかりません。
変な問題が出てきてびっくりしているうちに、どんどん時間が過ぎていき、本当に解ける問題を解けないこともあります。
よって、練習なしに本番でいきなりこの試験を切り抜けるのは困難です。
そのため、ぜひ模試を通して時間配分の練習をしてほしいのです。
私の場合ですが、択一式は1科目25分と決めておき、25分過ぎたら次の科目に進み、残りの時間で終わらなかった問題に戻る&マークミスチェックという方法をとりました。
ちなみに、私は1年目の不合格の年、模試を自宅で適当に受けてしまったために、本試験ではうまく時間配分できず自爆してしまいました。
2年目の年は1年目の失敗を反省し、
予備校会場で2回模試を受験し、2回目の模試では1回目の模試で至らなかったところを改善していきました。
結局、本試験は時間ギリギリになり、見直しの時間は15分くらいで何とかした記憶がありますが、模試を受けていなかったらもっと悲惨なことになったと思います。
本番さながらの模試を通して、時間配分に慣れていきましょう!
②メンタルを整えられる
午前は選択式、午後は択一式となりますが、午前の選択式で足切りされるとその時点でドボンです。
選択式の出来具合によって、午後の試験への気持ちの持ちようが左右されることが起こり得ます。
R2年度、私は社労士試験をはじめて受験しましたが、選択式の労一でまさかの法律名をひたすら聞いてくる問題を目にし、頭が真っ白になってしまいました。
気持ちが動揺してしまい、選択式が終わっても昼食をモヤモヤしながら食べた記憶があります。
選択式はもちろんんのこと、社労士試験では必ず見たことない問題が出てきます。
その時に動揺せず、
「あとで落ち着いて解きにくるぞ!」
「やっぱり1問は変な問題出してくるよねー!」とドンと構えられるかが勝敗を分けます。
また、本試験の雰囲気は独特です。
大勢の受験生の緊張感、ページをめくる音、結構圧があるものです。
模試で一度でも経験しておけば、本試験では緊張感が少し和らぐと思います。
模試を通して、メンタルを鍛えていきましょう!
③自分の現在の立ち位置がわかる
これはとても重要です。
模試によって、以下が可能になります。
- 自分ができているところ、できていないことが把握できる。
- 皆ができていて、自分ができていない問題を洗い出せる。
この2点をつかむことは、合格に欠かせません。
模試ではC判定、D判定など判定が出たり、順位が出たりしますが、ここは正直悲観するところではありません。
たとえD判定だったとしても、気づいた時点で遅くありません。
本試験に受かれば良いのです!
それよりも、自分が今できていないところを補強し、
皆ができて自分ができなかったところをできるようにすれば、点数は飛躍的に伸びます。
結果に一喜一憂せず、「今気づいて良かったー!」と前向きに捉えましょう!
④基本に立ち返ることができる
これは③と関係があります。
自分ができなかった問題については、自己分析をする必要があります。
- 単に勘違いだったのか
- あるいは根本的に理解が間違っていたのか
- そもそも知らなかったのか
解けなかった原因次第で、次の作戦を練ることができます。
私はTACしか受けていないのでTACの模試での話になりますが、模試の解説本が充実しており、本試験まで重宝しました。
詳細な解説を見ながら、自分ができなかった理由を洗い出すことができました。
できなかった問題については、解説集に「●●の理解が足りなかった」「△△を忘れていた」などを書き込み、その単元のテキストに戻ってテキストに模試の問題を書き写していきました。
また、TACでは解説本に加えて、講師の先生(当時は岡根先生)が解説してくださる動画を視聴できるのですが、
一通り視聴することで、できなかった問題については理解が深まり、できた問題についても改めて基本に立ち返ることができました。
また、愛あるエールをいただき励まされました^^
そして、本試験までにできなかった問題を本試験までに何度も繰り返して確実にできるようにしていきました。
模試を通して、自分の弱点をつぶしていきましょう!
その他模試のメリット
そして最後に模試を経験して感じたことですが、各予備校で実施している模試は、予備校の講師の方々が研究して作成している問題です。
つまり、長年のノウハウが詰め込まれているので、当たります。
本試験を受けてみて、「あ!この問題と似たところやったな!」と感じる部分がありました。
また、対策が難しい選択式問題は、模試や予想問題にどんどん触れていくと思います。
統計の問題は、実践を通して覚えていくと効果的です。
以上、模試を絶対に受けてほしい理由でした!
現在、各予備校HPで模試の申し込みが行われていると思います。
できれば2回、もし申し込みが間に合わなければ少なくとも1回は受験していただきたいです。
模試でしっかり練習して、本番に備えましょう。
応援しています!^^
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