皆さんこんにちは!
社労士勉強が始まって、1月ほど経ったところでしょうか。
今日は、社労士受験の必須アイテムの過去10の素晴らしさについて語りたいと思います。
過去10とは?
こちらはTAC出版から出されている過去問集で、過去10年分の過去問が単元ごとにまとまっている本で、「過去10」と呼ばれています。
▼過去10のテキストはこちら
過去10は社労士受験に必要不可欠なアイテムで、私にとって右腕のような存在です。
この本がなければ合格は遠かったことだろうとしみじみ思います。
過去10は、4冊でセットとなっており、
「労基・安衛・労災」「雇用・労災・徴収」「健保・社一」「国年・厚年」で構成されています。
中を開くと、例えば労災なら「通勤災害」「休業補償給付」というふうに少し細かく分野が分かれていて、
重要な問題には🌸マークがついていたり、難しい問題には「難」マークがついています。
本はオレンジと黒の2色刷りで見やすくなっています。
過去問集は他のものでも良いのでは?
よくある疑問ですが、過去問集なら別に過去10じゃなくても良いのでは?という考えもあります。
その答えについては、いえいえ、過去10を買ってください!
と言いたいです。
私自身、「予備校からもらえる付属の5年度分の過去問でいいや」と思っていましたが、はじめに過去10を買えば良かったと思いました。
もちろん、年度ごとの過去問もありだと思いますが、使うのは時間配分確認を目的に、後半の方でも良さそうです。
過去10は科目ごと、単元ごと、難易度も書かれているので、勉強した都度に復習用として使ったり、その後も何度も繰り返すには非常に効果的なのです。
とにかく、何回何十回何百回と、この過去10をまわすのです。
最近の社労士試験の傾向は、過去問そのままの出題は少なくなった様に思います。
ですが、勉強の基本はやはり過去問だと私は思います。
過去問に出てくる問題は良問が多く、出題者の立場に立つと重要な問題だから出しているのではないかと考えます。
ですので、過去問を完璧に仕上げることで、理解の定着につながると思います。
「過去問を早くやりすぎると答えを覚えてしまうのでは?」と思いましたが、そこはあまり心配しなくて良いように思います。
なぜなら、そんな状態に至るまでは相当のトレーニングが必要だからです。
もし答えを覚えてしまったとしたら、「なぜこの選択肢が正しいと思うか」の根拠づけが大切かと思います。
もし正解へのプロセスが説明できないのであれば、まだ不完全なんだな、と思えば良いでしょう。
説明できて初めて「自分のものにした=理解」となるのだと思います
過去10の使い方
以下、具体的な過去10の使い方ですが、いたってシンプルです。
勉強の仕方
①講義が終わり、トレーニングを一通り解き終わったら過去問の該当する分野を解く。
その中で、🌸問題は絶対に絶対にできるようにし、「難」問題は「フーン」という感じでサラッと流す。
②でき具合は○△×をつけ、できなかったところはか必ずテキストに戻ってできた理由や間違った理由を確認する。
問題を解いたら、テキストを辞書がわりに必ず正誤の理由を見にきましょう。
何回解いても覚えられない問題はテキストに書き込む。
③何度も何度も繰り返す。
最終的には、×印がなくなるまで何度も解きます。
今見返すと、最大で◯×が7個ついている問題がありました。
過去問ということもあって、はじめは面白いくらい間違います。
それで良いです。全く気にすることはありません!
いつかフッとできる瞬間が必ずきます。それまでの辛抱です。
私はTAC総合本科生を受講していたので、科目ごとに実施される「実力テスト」を目標に、トレーニングと過去10を使用していました。
でも、なかなか完璧にはできず、「マスターできたかな」と思えたのは試験直前だったと思います。
過去10をほぼ完璧にマスターできれば、社労士試験の基本は身についていると思って良いと思います。
いつ購入する?
いつ購入するかと言うと、出版されたらすぐに購入することをお勧めします。
早いうちに手元に置き、いつでも使える環境を整えておくことが重要です。
私は学習1年目のころ、4月に購入してものすごく後悔しました。
今思えばあまりに遅すぎました。
完全に過去10をやり込む時間が足りなくなってしまったのです。
買って終えば後に引けません。やるしかなくなります。
1冊あたり1,650円なので、4冊買うとちょっと出費になり、購入が遠のいてしまいがちですが思い切って購入してしまいましょう!
以上、過去10の素晴らしさについてでした!
早めに手に入れて、ガンガンまわしていきましょう!
次の記事からも、過去10について紹介していきます♪
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