台風が多い季節がやってきましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日は、「働きながら勉強できるか?」について書きたいと思います。
結論から言うと「できるできる!」と断言できます。
そのためには「徹底したスケジュール作成」が必要です。
今日は、働く皆さまに向けて、稚拙ながら私が働きながら実践してきた方法を紹介したいと思います。
Contents
社労士試験の所感
社労士勉強の分量について
社労士試験は、勉強に1,000時間必要と言われており、科目も10科目と大変多いです。
まず時間について私の所感ですが、おそらくその通りかと思います。
私は2年かかったので2,000時間ということになります…。
やってもやっても忘れ、あるいはなかなか理解できずに何度も何度も繰り返し、何度も絶望しながらようやく知識が定着します。
そこまでにはやはりこのくらい時間がかかりました。
1日3時間は勉強しないといけない計算ですね。
次に範囲の広さですが、それはもう果てしなくて圧倒されます。
範囲が広いだけではなく、細かい部分まで正確に理解する必要があるので、覚える量は膨大です。
私が社労士勉強に持っている所感はこんな印象です。
この膨大な時間を捻出し、膨大な範囲をカバーできる勉強法が必要となります。
人事労務実務経験は必要?
こちらは経験がなくても大丈夫です。
私の場合、ほぼ仕事でも社会保険に触れたことがなく、労基法すら知らない人間でした。
だからこそ、真っ白な状態なので新しい知識がスイスイ入ってきたように思います。
ある意味、知らないことはアドバンテージなのかもしれません。
働きながら勉強できる?
私自身が気になっていたことは、働きながら勉強できるのかということでした。
これについては「できる」と断言できます。
私自身がそうだったからです。
私は要領が良い方でもなければ飲み込みが早い方でもありません。
むしろ、理解するまでにものすごく時間がかかるタイプです。
また仕事はフルタイム勤務で、朝9時から19時まで働くという毎日でした。
忙しい時は21時以降まで仕事があったりします。
ちなみに一番の繁忙期は6月で本試験の直前です^^;
家に帰ったらへとへとで、もう寝る時間。
勉強どころじゃない日もあります。
だからこそ「どうやって勉強するか」考えることは非常に大事です。
もっと言えば「毎日の習慣」次第で一気に合格に近づけます。
毎日の習慣化
まずは「自分の持ち時間が何時間あるのか」を洗い出すことが必要です。
仕事の時間はもちろん仕事をしなければなりません。
毎日仕事をしている制約の中で、捻出できそうな時間をピックアップをしていくことになります。
私は予備校のWeb通信学習を利用していたのですが、勉強する以前はこんな感じでした。
勉強を始めるまでの1日の流れ
7:30 起床 →いつまでも起きない
8:10 出勤
9:00 仕事
12:00 昼休憩(1時間)→スマホ見てだらだら
19:00 帰宅 →ここでもスマホ片手にゴロゴロ
23:00 就寝 →ネットし過ぎて夜ふかしすることも
前日に夜ふかしするので朝はなかなか起きられず。
速攻シャワーを浴び、化粧は2分で終え、ワンピースを頭からかぶり、スニーカーで駅まで走って電車に飛び乗る。
典型的なダメ人間の生活でした。
この生活を見直すことから始めました。
獲得したスキマ時間
朝の時間
5:00 起床(2時間半前倒し)
時間を作るには朝しかないと思い、早起きすることにしました。
私はWeb受講だったので配信されてくる動画をこの時間に見ました。
朝は頭が冴えているので、インプット系が相性よいです◎
ちなみに、私自身それまでは朝が起きられないダメ女だったのですが、
「明日の朝、あの講義を見る!」と楽しみができれば一回の目覚ましで起きられるようになりました。
これには家族も「あのねぼすけが早起きなんて!」とビックリ。
予備校の素晴らしさはここで割愛しますが、カリスマ講師の講義は毎日が楽しく、日々の生活に潤いを与えてくれます。
多少お金はかかるけどモチベーションアップを考えるとお得だと思います!
6:30 出勤(2時間弱前倒し)
この間は主に音声で耳から勉強していました。
通常より早い速さで集中して聞く!
歩きながら、電車に乗りながら、あらゆるところで勉強。
7:00 職場近くのカフェに開店と同時に入店。
5分前には職場近くのカフェに着いて開店を待つ。
一番乗りで入店し、毎朝同じコーヒーを頼んで、動画の続きを視聴。
昼の時間
昼ごはんは、10分間で食べるようになりました。
10分で食べるために、主にコンビニのおにぎりで、袋を剥がしたり海苔を巻いたりしなくて良い米だけのおにぎりとサラダを食べていました。
ちなみに、セブンの梅こんぶおにぎり、ローソンの焼きおにぎりやわかめおにぎりが時短にはおすすめです。
(栄養バランスは…、ノーコメントです)
速攻で食べ終わって職場を脱走。近所の公園へ。
ベンチで朝に視聴した動画について、該当する分野の一問一答を解きます。
少なくとも20分は捻出できるのである程度の復習はここで完了します。
通勤時間(帰宅)
朝の通勤時間と同様、耳から学習します。
疲れているけど、とりあえず耳から流し込む。
帰宅後 21:00〜21:30
今日学習した内容や過去問を解きます。
22:00 就寝
次の日も朝5時に起きるべく、あえて早く寝ます。
勉強が中途半端になろうとも、強制終了です。
獲得したスキマ時間は?
習慣化した後(赤字は新規の習慣)
5:00 起床 →ラジオ体操&朝勉(講義を聞く)
6:30 出勤 →耳から学習
7:00〜8:30 会社近くのカフェで朝勉(講義の続き)
9:00 仕事
12:00 昼休憩(1時間)→一問一答
帰宅通勤 →耳から学習
19:00 帰宅
21:30〜22:00 その日の過去問を解く
22:00 就寝
こんな感じで細切れの時間をかき集めると、4時間は捻出できます。
ずっと机にかじりついているより、時間時間で区切ったり場所を変えたりすることで締め切り効果もあります。
一通り基礎編の学習が終わる4月まではこのスケジュールを死守します。
朝時間は、脳がフレッシュなので1日の中で最も貴重な時間です。
毎朝同じカフェに通っていると、だんだんお店の方が顔を覚えてくれたり、
「コーヒーの砂糖はいらなかったよね?」と声をかけてくれたり、カフェに毎日行きたくなる理由ができました♪
また、同じようにカフェで朝活をしてる方もいるので、会話をすることはありませんでしたが勝手に「同志」と思い込んでモチベーションを高められます。
昼休みは時間が限られている中での勝負になるので、ものすごく集中力が増します。
「あと何分でここまで解かねば」、「ここまで解答を見て理解しなければ」とゲーム感覚で自分を追い込んでました。
通勤時間はおもに耳からの学習なので、先生が話していることを理解しながら聞くように努めました。
敢えて通常の1.25倍速で聞き、集中して聞くようにしました。
最初はとても体に負荷がかかりますが、徐々に慣れていきます◎
毎日のルーチンを習慣化すると、日々の過ごし方が変わってきます。
自分が課したミッションをこなせると、喜びを感じられます。
時間を大事に過ごすことで、1日のクオリティが増し幸福度が上がります。
結果的に、効果的な学習へとつながります。。
働きながらだとなかなか勉強の時間の確保が難しいと思いますが、合格することは十分可能です。
楽しいと思えたら勝ちです。
ぜひ、楽しみながら勉強してください!^^
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