皆さんこんにちは!
今日は、腎生検後のセカンドオピニオンについて書きたいと思います。
主治医とセカンドオピニオンの相談
腎生検の結果が芳しくなかった場合、次のステップとして扁桃腺摘出+ステロイドパルス療法(1か月間の入院)になると聞いていました。
ステロイドパルスは通院で行う人もいるとのことでしたが、私の場合は仕事をしながらだと大変なので、入院での治療を考えていました。
次の入院は長期になることから、地元の病院に転院すべきか迷っていました。
「入院は一人で大丈夫だよ!」と思っていましたが、「一人だと絶対大変だろうから手伝ってあげるから」と家族。ありがたい話です。
でも、今治療を受けている病院に家族が来るには、飛行機で移動してこなければなりません。
家族の負担を考えると本当は地元で入院するのがベスト。
だけど、退院した後の治療や仕事のことを考えると今の方が良い気もする。
また、ステロイドパルスは効果的だという報告があるとのことでしたが、ステロイドと聞くと副作用が強い印象があり、この治療をした方が良いのか迷っていました。
先生が薦めてくださったのでそのまま治療を進めた方が良いと思うのですが、なかなか前向きになれていない自分がいました。
副作用はどの程度出るものなのか…。この治療法をした方がが良いのか…。
正直に先生に気持ちを話したところ、候補に考えている地元の病院で話を聞いてみることを薦めてくださり、紹介状を書いてくださいました。
当初は「こんな話をして先生に失礼ではないだろうか…」と思いましたが、ぜひそうしてみてくだい!と背中を押していただきホッとしました。
セカンドオピニオン
3週間後実家に帰省し、両親とともに地元の病院を訪ね、先生にいただいた資料を見ていただきました。
先生からのお話
- 1日でも早く治療をした方が良い。
- ここの大学病院にて治療をすることも可能。
- 治療は扁桃腺摘出+ステロイドパルス療法行う。
そのほか、治療方法についての詳しい説明や、地元の病院で入院した場合のスケジュールや退院した後の治療について教えていただきました。
両親からの質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださり、治療内容や副作用、予後などについて理解を深めることができました。
両親との相談
家に帰ってきて両親と話し合った結果、現在の病院にて治療を続けることとしました。
両親より
- 体調もあるから、なるべく環境を変えずに治療をした方が良い。
- 仕事のことを考えると、職場近くの病院で治療をしていた方が良い。
- 母と姉が手伝いにいくから、安心して治療に専念しなさい。
- 治療方法についても理解できた。今ある最善の方法なら、この治療法に賭けてみよう。
家族には大きな負担をかけてしまうにも関わらず、私のことを最優先に考えてくれたこと、感謝でしかありません。少し涙ぐんでしまいました。
セカンドオピニオンを終えて
「特定難病疾患」
この言葉だけを聞くと、誰だって不安になると思います。
治療方法や副作用について心配していましたが、セカンドオピニオンによって治療に前向きな気持ちになりました。
少しばかり費用がかかるかもしれませんが、モヤモヤがなくなると思えば必要経費でした。
こうして、現在の病院で治療をすることに気持ちを固めることができたのでした。